UX Yokohama

UXデザインをテーマにした横浜のIT勉強会サークルです。

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UX Yokohama より新年のご挨拶

ゲームアプリにおける行動習慣化の工夫を学ぶIT勉強会を 2018年12月14日(金曜)に横浜で開催

UXデザインをテーマとするIT勉強会コミュニティ UX Yokohama (事務局:神奈川県横浜市中区、代表:森山明宏) は、UXデザインの勉強会「ゲームUI/UX勉強会・ゲーム習慣化の工夫を見つけよう【12/14横浜】」を2018年12月14日(金曜)になか区民活動センター (神奈川県横浜市中区日本大通35、最寄駅みなとみらい線日本大通り駅) にて開催します。▼このイベントについて「ゲームUI/UX勉強会」は、UXデザインの初心者を対象にした、スマホゲームの優れたUX事例を学ぶ気軽な集まりです。具体的には以下の内容で進めます。みんなで集まるいま人気のあるスマホゲームを適当に一つ選ぶダウンロードして1時間程度プレイするプレイしたゲームの良い点悪い点を指摘する挙がった指摘に共通する要素を考える12/14開催回は、特にゲームにおける行動の習慣化の工夫を重点的に考察していきます。現代のゲームアプリは隙間時間を活用して遊ぶカジュアルゲームが主流であり、隙間時間に行うことを想定したアクティビティは数多くあるため、習慣として無意識のうちにアプリを起動してくれる状態までゲームを遊んでもらえることが望まれます。事例を元にゲームにおける行動の習慣化の工夫を考察し、ゲームにおける行動の習慣化の工夫の考え方を学んでいきます。このイベントは、UXデザインに関する基礎的な知識およびデザイン作例を体験しながら学ぶことのできる場として企画されました。どなたでも自由に参加できます。お気軽にお越しください。▽UXデザインとはUXデザインとは、まず提供したい体験を定め、その手段として製品やサービスを設計するものづくりの方法論です。UX (User Experience) の正確な定義は国際規格ISO9241-210:2010によって規格化されています。▼講座概要講座名称:ゲームUI/UX勉強会・心地よい課金動線を見つけよう【9/12横浜】日  時:2018年9月12日 (水曜) 受付開始18:30 開催19:00~20:30場  所:なか区民活動センター 研修室1住  所:横浜市中区日本大通35 (中区役所別館)最寄り駅:JR関内駅 (南口徒歩7分)みなとみらい線日本大通り駅 (3番出口徒歩4分)司会進行:森山 明宏 (ユーリカ株式会社代表、UXデザイナー)定員人数:16名 (先着順)対  象:社会人または学生で、UXデザインに興味のある方申込方法:申込みは以下ページ内専用フォームよりお願いします。https://peatix.com/event/417831参加費用:無料▼講師森山 明宏 (もりやま あきひろ) 略歴:ユーリカ株式会社代表、UXデザイナー、認定HCD専門家。国立信州大学理学部物理学科卒。家電メーカーで商品企画を、OA機器メーカーでユーザビリティを担当し、2012年にユーリカ株式会社を設立し代表に就任。「UX(ユーザーにとっての心地よい体験)の提供」という視点で企業と顧客との関係を俯瞰し全体最適なものづくりを行う「UXデザイン」の普及を目指し、主にWebサイトやスマートフォンアプリの改善やUXデザイン人材教育の分野で活躍する。また岩崎学園情報科学専門学校でUXデザインの非常勤講師として教鞭をとる。最近の関心事は「善隣的デザイン」(UXデザインによって人の行動を変容させ社会課題解決を図る取り組み)。twitterアカウント: https://twitter.com/hiro_ux ▼当日のスケジュール18:45 受付開始19:00 あいさつ、進行説明19:05 講義「習慣化を促すデザイン」19:50 実習 (動画を視聴する/気になった箇所のコメントを付箋紙に書く)20:00 コメントの集計20:10 ディスカッション(各位が特に印象に残った箇所を発表)20:30 終了▼参加当日のご注意今回はiPhone/iPodTouchの持参は不要です。新しい試みとして、ゲーム動画を再生しその映像からデザイン上の工夫を探します。最少催行人数は5人です。最少催行人数に満たない場合、講座は中止となります。中止の際は事前にご連絡します。プログラムは予告なく変更される場合があります。イベント当日は参加者の皆様を撮影し、開催報告としてWebサイト等に掲載させていただきます。▼UX Yokohama についてUX Yokohamaは、主に横浜市中区および西区でUXデザインの勉強会を開催する任意団体です。UXデザインに関する啓発、研究、実践、および交流を行うことを目的としています。公式サイト : https://uxyokohama.amebaownd.comFBページ : https://www.facebook.com/uxyokohama団 体 名 : UX Yokohama設   立 : 2016年8月20日 所 在 地 : 〒231-0012神奈川県横浜市中区相生町3-61泰生ビル2F ユーリカ株式会社内 UX Yokohama 事務局代   表 : 森山 明宏以上

ゲームUI/UX勉強会・ゲーム習慣化の工夫を見つけよう【12/14横浜】

現代のゲームアプリは隙間時間を活用して遊ぶカジュアルゲームが主流です。隙間時間に行うことを想定したアクティビティは数多くあるため、習慣として無意識のうちにアプリを起動してくれる状態までゲームを遊んでもらえることが望まれます。ゲームにおける行動の習慣化の考え方を学ぶ勉強会を12/14(金曜)19時に横浜で開催します。▼このイベントについて「ゲームUI/UX勉強会」は、UXデザインの初心者を対象にした、スマホゲームの優れたUX事例を学ぶ気軽な集まりです。具体的には以下の内容で進めます。みんなで集まるいま人気のあるスマホゲームを適当に一つ選ぶダウンロードして1時間程度プレイするプレイしたゲームの良い点悪い点を指摘する挙がった指摘に共通する要素を考える今回は、特にゲームにおける行動の習慣化の工夫を重点的に考察していきます。現代のゲームアプリは隙間時間を活用して遊ぶカジュアルゲームが主流であり、隙間時間に行うことを想定したアクティビティは数多くあるため、習慣として無意識のうちにアプリを起動してくれる状態までゲームを遊んでもらえることが望まれます。事例を元にゲームにおける行動の習慣化の工夫を考察し、ゲームにおける行動の習慣化の工夫の考え方を学んでいきます。 この勉強会は、グリー株式会社様で行われている社内勉強会「UI Discussion」を元に構成されています。グリー株式会社様では UI Discussion を毎週開催し、蓄積した知見を元にチェックシートを作成して開発業務の効率化をするまでに至っています。▽UXデザインとはUXデザインとは、商品やサービスはお客様に心地よさを提供する手段であるという認識のもと、計画的に心地よさを作り出し、かつ心地よさを品質として管理するものづくりの方法論です。UX (User Experience) の正確な定義は国際規格ISO9241-210:2010によって規格化されています。 ▼こんな方を対象としています社会人または学生で、UXデザインに興味のある方▼期待できる成果ゲームのUi/UXデザインに関する基礎的な知識を得ることができるUXデザインの作例に数多く触れることで、インスピレーションが生まれ、よりよいデザインを描けるようになる▼参加当日のご注意今回はiPhone/iPodTouchの持参は不要です。新しい試みとして、ゲーム動画を再生しその映像からデザイン上の工夫を探します。最少催行人数は5人です。最少催行人数に満たない場合、講座は中止となります。中止の際は事前にご連絡します。プログラムは予告なく変更される場合があります。イベント当日は参加者の皆様を撮影し、開催報告としてWebサイト等に掲載させていただきます。 ▼当日のスケジュール18:45 受付開始19:00 あいさつ、進行説明19:05 講義「習慣化を促すデザイン」19:50 実習 (動画を視聴する/気になった箇所のコメントを付箋紙に書く)20:00 コメントの集計20:10 ディスカッション(各位が特に印象に残った箇所を発表)20:30 終了▼司会進行役 進行役:森山 明宏略歴:ユーリカ株式会社代表、UXデザイナー、認定HCD専門家。国立信州大学理学部物理学科卒。家電メーカーで商品企画を、OA機器メーカーでユーザビリティを担当し、2012年にユーリカ株式会社を設立し代表に就任。「UX(ユーザーにとっての心地よい体験)の提供」という視点で企業と顧客との関係を俯瞰し全体最適なものづくりを行う「UXデザイン」の普及を目指し、主にWebサイトやスマートフォンアプリの改善やUXデザイン人材教育の分野で活躍する。また岩崎学園情報科学専門学校でUXデザインの非常勤講師として教鞭をとる。最近の関心事は「善隣的デザイン」(UXデザインによって人の行動を変容させ社会課題解決を図る取り組み)。twitterアカウント: https://twitter.com/hiro_ux▼UX Yokohama についてUX Yokohamaは、主に横浜市中区および西区でUXデザインの勉強会を開催する任意団体です。UXデザインに関する啓発、研究、実践、および交流を行うことを目的としています。公式サイト:https://uxyokohama.amebaownd.comFBページ:https://www.facebook.com/uxyokohama団 体 名:UX Yokohama設   立:2016年8月20日所 在 地:〒231-0012神奈川県横浜市中区相生町3-61泰生ビル2F ユーリカ株式会社内 UX Yokohama 事務局代   表:森山 明宏▼ゲームUI/UX勉強会の過去の開催実績ゲームUI/UX勉強会・心地よい課金動線を見つけよう【9/12横浜】ゲームUI/UX勉強会・キャラクターの上手な活用方法を見つけよう【7/23横浜】ゲームUI/UX勉強会・スマホゲームのよいUI/UXデザインを見つけよう【6/22横浜】ゲームUI/UX勉強会特別編・ゲームに学ぶUXデザイン【1/28横浜】ゲームUI/UX勉強会特別編・課金させるための行動経済学入門【11/8横浜】ゲームUI/UX勉強会・予想と期待のデザインを見つけよう【10/25横浜】ゲームUI/UX勉強会・ゲームの "あたりまえ機能" を見つけよう【9/13横浜】ゲームUI/UX勉強会・見やすさ/分かりやすさ/操作しやすさの工夫を見つけよう【8/9横浜】ゲームUI/UX勉強会・エモーショナルな工夫を見つけよう【7/19横浜】ゲームUI/UX勉強会・モーションデザインを見つけよう【6/14横浜】ゲームUI/UX勉強会出張版・スマホゲームのよいUI/UXデザインを見つけよう【5/8横浜】ゲームUI/UX勉強会・ゲームならではの文章表現を見つけよう【4/20横浜】ゲームUI/UX勉強会・マイクロインタラクションを見つけよう【3/15横浜】ゲームUI/UX勉強会・スマホゲームのUX評価を体験しよう【2/8横浜】 ※ 過去の配布資料をWebで公開中。 https://sites.google.com/view/uxyokohama-archives▼支払に関するご注意参加費:無料 参加者数の把握のため、申込手続きは必ずしていただけますようお願いします。キャンセル受付の期限はチケット販売期限と同一です。キャンセルされる場合は、Peatix様の定める所定の手続きに従ってください。▼講座概要講座名称:ゲームUI/UX勉強会・ゲーム習慣化の工夫を見つけよう【12/14横浜】日  時:2018年12月14日(金曜)受付開始18:45 開催19:00~20:30場  所:なか区民活動センター 研修室1住  所:横浜市中区日本大通35(中区役所別館)最 寄 駅:JR関内駅(南口徒歩7分)みなとみらい線日本大通り駅(3番出口徒歩4分)進 行 役:森山 明宏 (ユーリカ株式会社代表、UXデザイナー) 定員人数:16名 (先着順)対  象:社会人または学生で、UXデザインに興味のある方申込方法:申込みは以下ページ内専用フォームよりお願いします。
http://peatix.com/event/579497参加費用:無料▼申込方法申込みは以下フォームよりお願いします。 (または http://peatix.com/event/579497 よりお手続きをお願いします)

UI/UXという意味不明な言葉について考える(その2)

UXデザインと「ウェブデザイン技能検定」前回に引き続き、UI/UXという意味不明な言葉について考えていきます。ウェブデザイン技能検定とは、ウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等を認定する国家検定制度です。技量に応じて一級・二級・三級の等級があります。この検定の一級出題範囲に「ユーザモデルに応じたデザイン手法」という項目がありますが、これはUXデザインのことです。理解しがたいことですが、UXという概念そのものは出題範囲ではなく、UXデザインで用いる手法とプロセスだけが出題範囲です。さらにいえば、「ユーザモデルに応じたデザイン手法」という項目は「インターフェースデザイン」の下位項目に位置付けられています。UXデザインを学び始めた初心者UIデザイナーの多くは、参考書を読んでもUXデザインとUIデザインとの関係が全く分からないことに驚愕すると思います。本来のUXデザインでは、UIデザインはUXデザインという大きな概念のごく一部に過ぎないからです。ではなぜ厚生労働省は「インタフェースデザイン」の下位項目に「ユーザモデルに応じたデザイン手法」を位置付けたのでしょうか? 前の記事を読んだ皆さんなら御察しの通り、「UI/UX」というウェブ業界に普及してしまった概念を厚生労働省も無視できなかったからです。迷惑な話ですね。UIデザインの視点で「ユーザモデルに応じたデザイン手法」を説明する敢えてUIデザインの視点で「ユーザモデルに応じたデザイン手法」を説明すると以下のようになります。UIをデザインするには、設計要件を定義する必要がある設計要件を定義するにはユーザー要求を定義する必要があるユーザー要求を定義するテクニックとして「理想シナリオの構造化」がある「理想シナリオ」とは「現状シナリオ」を元に考察した理想の体験談である「現状シナリオ」とは現状におけるユーザーの体験談の要約である現状におけるユーザーの体験談は「ユーザー調査」によって集める「理想シナリオ」および「現状シナリオ」に登場する主人公を「ペルソナ」と呼ぶシナリオをフローチャート風に書き改めたものを「カスタマジャーニーマップ」と呼ぶペルソナ・シナリオ・カスタマジャーニーマップを総称して「ユーザモデル」と呼ぶ上記の一連の作業プロセスを総称して「ユーザモデルに応じたデザイン手法」と呼ぶ当然ですが、実際のペルソナ・シナリオ・カスタマジャーニーマップは商品企画そのものを決定しあらゆる設計要件の根拠となるものであり、UIデザインに限って用いられるものではありません。UIとUXとは全く次元の異なるもの前の記事の繰り返しになりますが、UI=User Interface の略。人間と機械とが情報をやりとりするために設けられた部位、具体的にはボタン・タッチパネル・画面上の文字表示・アイコン・等のことUX=User Experience の略。製品・システム・またはサービスを利用した際および/またはその利用を予想した際に生じる人々の知覚と反応(心理変化および行動変化)のことであり、UIとUXとは全く次元の異なるものです。厚労省が「UIをデザインするための手段としてUXデザインがある」という考え方にお墨付きを与えてしまい混乱が生じていますが、実際には逆で「UXをデザインするための手段としてUIデザインがある」が正しい考え方です。お間違えなきようお願いします。

開催報告:UXデザイン特論・第2回 ペルソナとカスタマージャーニーマップ【11/17横浜】

UI/UXという意味不明な言葉について考える

「UI/UXデザイン」ってなに?最近Web業界の求人票で「UI/UXデザイン」「UI/UXデザイナー募集」という表現をよく見かけます。むしろ「UIデザイナー募集」という求人を見なくなりました。この求人票を見て困ったUIデザイナーの方もいるのではないでしょうか?まず前提として、UI=User Interface の略。人間と機械とが情報をやりとりするために設けられた部位、具体的にはボタン・タッチパネル・画面上の文字表示・アイコン・等のことUX=User Experience の略。製品・システム・またはサービスを利用した際および/またはその利用を予想した際に生じる人々の知覚と反応(心理変化および行動変化)のことであり、UIとUXとは全く次元の異なるものです。あたかも同列の存在のように並べて書かれていますが、本来は間違いなのです。本記事ではこのUI/UXという意味不明な言葉について考えていきます。UI/UXデザイナー=UI改善という手段でUXを改善する人「UI/UXデザイナー」とはようするに「UI改善という手段でUXを改善する人」という意味です。もちろん実際にはUI以外の要素もUXに影響を与えているのですが、UI改善は安上がりでありながらUX改善効果が高いことから、実務上の都合として「UI/UX」という考え方が生まれました。 またサーバーなどのレンタル機材やUIの土台であり汎用品であるフレームワークには手の出しようがない、という事情もあります。Webサービスのユーザーは利用中の些細な不快感を理由に解約してしまうため、ユーザーに不快感を与えないことが事業の最優先課題となります。 そのためWeb業界では特にUXデザインが重視されています。 UI/UXデザイナーのスキルレベル一口にUI/UXデザイナーといっても職場によって要求されるレベルが違います。ハイスペック人材を求めている場合もあれば、基礎知識を身につけた人材を求めている場合もあります。採用面接の際に確認しておくべきポイントです。 本記事では、UI/UXデザイナーのスキルレベルを分かりやすくレベル1〜レベル5の5段階で表現してみました。▼UI/UXデザイナーのスキルレベルUIデザインパターンやアクセシビリティ標準に詳しいデザイン指示を出せるユーザー調査やユーザーテストを実施できるペルソナやシナリオを書ける理想シナリオを書けるLV.1 UIデザインパターンやアクセシビリティ標準に詳しいWebデザインやスマートフォンアプリの世界には、大多数のユーザーにとって好ましいUXを提供できる定番のデザインが存在します。これを「UIデザインパターン」と言います。同様に、大多数の高齢者や障害者にとって好ましいUXを提供できる定番のデザインも存在し、これを「アクセシビリティ標準」と言います。従って、UIデザイナーがUIデザインパターンやアクセシビリティ標準を学べば、ひとまずは「UI/UXデザイナー募集」の求人に応募できます。LV.2 デザイン指示を出せる一般にUI/UXデザイナーは「ワイヤーフレームを描く人」というイメージがありますが、これはつまりUXを知らないUIデザイナーに指示を出すということです。好ましいUXを提供できる定番のデザインとはどのようなものかをワイヤーフレームの形で(時にはデザインガイドラインの形で)指示できる人材が求められます。 LV.3 ユーザー調査やユーザーテストを実施できるUIデザインパターンは一般論的普遍的な問題しか解決できず、特定のユーザーの特定の状況でのみ発生する不具合(不快感)は解決できません。

そのため、UIデザインパターンの普及したWeb業界においてもやはり「ユーザー調査」や「ユーザーテスト」を実施できる人材が求められます。Web業界固有の手法「Web解析」はユーザー調査の一種「観察調査」の派生的手法ですが、Web解析は一般的な観察調査と違い観察後の事後インタビューをする機会がありません。別途インタビュー調査を行って閲覧行動の動機や背景を調べる必要があります。また、デザインされたUIの良否の判断のために行うユーザーテストをUIデザイナー自身が担当する(自分の描いたUIを自分で品質評価する)ことが多々あります。品質評価は本来は品質部門の担当のはずですが、「品質は量産可否判定をする部門」という企業文化のある企業では、トライアンドエラーのための評価はUIデザイナー自身で行わざるを得ません。また、ユーザーテストをUIデザイナー自身が担当する場合は、ユーザーテストに使う「プロトタイプ(品質評価用試作品)」の作成までもUIデザイナーが担当することが多々あります。プロトタイプは本来は設計部門の担当のはずですが、UIデザイナーのトライアンドエラーに設計部門を巻き込むのは困難であり、プロトタイプ作成もまたUIデザイナー自身で行わざるを得ません。この場合は、UIの品質評価が目的ですので、見た目だけで中身のない紙芝居のようなプロトタイプを作成します。 LV.4 ペルソナやシナリオを書けるユーザー調査を実施した流れで、ユーザー調査結果を分かりやすくまとめるための中間成果物である「ペルソナ」や「現状シナリオ」の作成までもUI/UXデザイナーが担当する場合があります。本来は企画部門やマーケティング部門の仕事でありUIデザインの担当範囲を完全に逸脱しています。つまりLV.4人材はもはやUI/UXデザイナーではなく「UXデザイナー」ということです。  LV.5 理想シナリオを書ける理想シナリオとは、提供したいUXを定義する最重要の中間成果物です。理想シナリオは企画書の一部であり、理想シナリオを書くとは企画を立案することそのものです。ここまでくるともはやデザインの概念から逸脱しています。LV.5人材はデザイナーであり評価担当者でありマーケッターであり企画担当者であり、そして個々の担当者を統括して全員に指示を出せる「監督(ディレクター)」ということになります。 まとめ 「UI/UXデザイナー」は実務上の都合から生まれた概念であるため、企業によって解釈に大きな差があります。採用面接の際には「UI/UXデザイナー」という言葉の解釈についてのすり合わせをお忘れなきようお願いします。